安定の東野作品です。
探偵クラブということで、裏的存在である探偵クラブが事件を解決するもの。
基本的には短編の集合体となっている。
そのため東野作品特有の壮大な複線ということはありません。
しかし、まずトリックが作りこまれている。
そして短編なのにストーリーもきちんと練られており、そのストーリーと事件性、トリックが
相互のリンクしている。
その意味で東野作品の圧倒的良さである複雑性を堪能することができる。
おすすめ度 ★★★
【新品】【本】探偵倶楽部 東野圭吾/〔著〕
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出版年月 200510
出版社 角川書店